【力強さとやさしさが同居する、国産材の倉庫空間】
大開口の電動シャッターを開けると、目の前に現れるのは、約6メートルにも及ぶ唐松の大梁。
この梁の存在感を最大限に活かすため、あえてむき出しにした構造は、まさに“見せるための木組み”。
倉庫でありながら、思わず見上げたくなるダイナミックな空間です。
一方、奥に続く居室スペースは、天井に桧板を張り、床には桧の無垢フローリングを採用。
やわらかな木の香りと温もりが広がる、落ち着いた雰囲気に仕上げました。
構造材・内装材ともに、すべて国産材を使用。
素材の力を活かしながら、端正でどこか懐かしさを感じる、凛とした佇まいの倉庫が完成しました。