白木建設株式会社


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いちょう(銀杏)のまな板

CATEGORY
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DATE
2019.09.19

施主様の依頼で直径90センチを超えるいちょう(銀杏)の木を製材し、
乾燥させていました。

いちょうの木製材 ブログ https://www.shirakikk.com/archives/6796.html

 

乾燥させていたいちょうの木は、京都の料亭で厨房のまな板として利用されます。
今回依頼されたまな板のサイズは、
長さ1.2メートル 幅60センチ 厚み10センチ程を数枚。

サイズも大きく、取り扱いが大変ななか大工さんがまな板にしていきます。

 

 

大工さんが木の表裏、左右などくまなく表情を見た後、
定規をあて平滑かを確認しています。

 

 

鉋(かんな)がけをし、上下左右と全ての面を整えていきますが、
まな板のサイズが大きいので手作業で丹念に整えていきます。

↓整える前

 

↓整えた後

 

成型がすみ、ペーパー等かけて表面が滑らかになるよう仕上げ、
角の処理も済ませます。

 

 

いちょう(銀杏)の木は柔らかく、刃当たりがやさしいので
包丁を傷めないそうです。
そして、作業中はいちょう特有の匂いが作業場に広がっていました。

 

仕上がったまな板は、この後お客様のところへ届けられました。

 

 

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