いちょうの木 製材
いちょう(銀杏)の製材作業です。
施主様のお屋敷にあった大木。
建物計画において伐採せざるを得なくなりました。
元口で直径90センチを超える大きな木です。
テーブルの天板として、料理場のまな板として利用する計画です。
美しい杢目です。
このようなきれいな杢目に出会えることは、製材作業の楽しさのひとつです。
今回のような大木の場合、製材の途中、かすがいで留め、慎重に作業していきます。
しばらく乾燥させて、再度製材し、狂いの無いようにしたあと、仕上げにかかります。
いちょうの木は、銀杏同様、独特のにおいがあります。
実をつけない雄の木は、よく乾燥させるとにおいが気にならなくなります。
今回の木は、雄の木でした。