VS.水シミ
木の住まいと付き合っていく中で役立つライフハックを実践してみたので、そのご紹介を。
弊社のモデルハウスは30㎜の無垢の桧フローリングを使用しており、いつでも心地の良い香りに包まれています。
そんなモデルハウスをお掃除していたところ、なんと床に点々といくつもの水シミが。
誰かが傷の修復の為に水を垂らしたものをふき取り忘れていたようです(無垢材は軽い傷に水分を含ませると目立たなくなる場合があります)。
傷や水での汚れは無垢材の宿命ですね……。ですが皆様に見ていただくための施設なので、このままでは困ります。
と、いうわけで。かねてより試したかった簡単なお手入れをしてみることにしました。
・用意するもの:アイロン、水、タオル(布巾などでも)
方法はいたって簡単。
①水シミのある部分に絞った濡れタオルを置き、
②上からジュッ~!っとアイロンをかけるだけ。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、浅い傷の凹みを直すのと同じ要領です。
この時蒸発する水はとっても熱いので、特にアイロンを持っている手は気を付けて下さいね。アイロンを当てると、水シミがじわじわと消えていきます。一度だけでは消えない場合何度か繰り返します。2、3分もすると、
この通り!かなり薄くなりました。普通に立っていればまったく気づきません。
……ただこの方法、やりすぎるとフローリングの表面が毛羽立って肌触りがよろしくなくなるのご注意を。見極めがちょっと大変です。
他にはマヨネーズを塗り込んでふき取る一風変わった方法もあるようです。あの独特の臭いがしばらくついてしまうのでモデルハウスで試すことはできませんが、ご参考までに。
最後にもう一つ。濡れた布巾を床に置きっぱなしにして、新しいシミを作らないよう気をつけてくださいね;;
以上、うっかり乾かし中の布巾を落とし、自ら仕事を増やした人間の豆知識実践レポートでした。