西濃地区の改修中の八幡神社、拝殿の飛燕垂木が写真のように外れていました。
![htmn0881](https://www.shirakikk.com/wp/wp-content/uploads/2014/02/htmn0881-300x225.jpg)
![htmn0877](https://www.shirakikk.com/wp/wp-content/uploads/2014/02/htmn0877-300x225.jpg)
桔木(はねぎ)と垂木を結ぶボルトの部位だったため、桔木が影響していると思ったのですが、、、
瓦を降ろし、野地板を取り除いてみると、
![htmn0880.jpg2](https://www.shirakikk.com/wp/wp-content/uploads/2014/02/htmn08801.jpg2_1-300x225.jpg)
![htmn0871.jpg2](https://www.shirakikk.com/wp/wp-content/uploads/2014/02/htmn0871.jpg2_-300x225.jpg)
桔木の役割は軒先の反りつくることです。
一般には桔木と茅負(かやおい)は、ほぞ仕口で繋ぎ、軒先の反りを保ちますが、
こちらでは飛燕垂木に結ぶボルトだけに、その負荷をかけていました。
それにより、長年の負荷に耐え兼ね、飛燕垂木が外れてしまったようです。
他にも予想外に腐食しているところもあり、これを機会に補強をしっかりします。