穏やかで落ち着きのある、数寄屋造りのお住まい。
屋根には日本瓦を、縁側の庇には銅板を用い、素材の持つ美しさを丁寧に生かしています。
室内は聚楽や漆喰の壁、そして床や天井には桧の無垢板をあしらい、自然素材ならではのやわらかな表情が広がります。
伝統的な佇まいの中にも、日々の暮らしに寄り添う家事動線を大切に設計。空間がやさしくつながり、使い勝手のよさと心地よさを両立しました。
障子越しのやわらかな光、通り抜ける風。
そんな日々の小さな情景が、心に静かなゆとりをもたらしてくれる、癒しの住まいです。
✤2024年2月竣工✤