間接照明と障子のやわらかな明かりに包まれた、心安らぐ住まいができあがりました。床と天井には桧の板を、壁には漆喰塗りを施し、自然素材の持つ温もりが、空間全体に静かに広がります。
廊下を最小限に抑え、部屋同士をやさしくつなぐことで、日々の動きがスムーズに。家事の負担も軽く、家族の居場所が感じられる、安心感のある住まいとなりました。
外構には、風を通しながらも視線をやわらかく遮る「大和塀」を造作。表と裏の板を少しずつずらして張るこの技法が、和の庭に美しく調和しています。
✤2023年2月竣工✤