
今朝は、路面がツルツルでしたね。
皆様は職場などに無事たどり着けましたでしょうか。
会社近くの橋の付近で、レスキュー隊が出動する事故が起き、大渋滞だったと聞きました。
私はといいますと、いつも危ないと分かっているところで、やっぱり車がスリップし、
一瞬プチパニック状態となりましたが、華麗な(?)ハンドル捌きでなんとか立て直しまして、無事こうしてブログをかいております。
前置きが長くなりましたが・・・
昨日、名古屋駅前の“ウインクあいち”にて東海ブロック主催 「建築塾」 を開催しました。
今回は、大阪から㈱ハウジングラボさんを講師としてお招きし、コンサルタントの立場から、地域工務店がこれからどうあるべきか、営業手法などのついてお話をしてくださいました。
関東~広島の会員も多数参加され、皆様熱心に話を聞いていました。
←会場の様子。
自然素材の家がいいのは皆分かっています。
本質的に理解してもらう為にも、暮らしをわくわくさせる提案がなされているのか、
自社のコンセプトを明確にもち、強みとしてアピールできているのか。 等・・・
不器用がゆえ伝わりにくい、工務店の弱点をずばりとつかれた内容でありました。
自然素材の家造りにこだわる理由や、いろいろな意味でのお客様への接し方を、
改めて考えさせられました。
スタッフ一同、これからも精進怠らず頑張ります!!

浄土宗総本山 知恩院 (京都市東山)
昨年の参道整備工事に続き、今年もご縁がありお世話になりました。
集会堂(しゅうえいどう)増床工事。工事名では良くわかりませんが、仮本堂の新築工事です。
来年から8年計画で御影堂(本堂)の改修工事に入ります。
そのため集会堂(重要文化財)を、仮の本堂として使用するための増床(増築)工事です。仮使用と言っても、8~10年という気の長い話です。

建物はつながっているように見えますが、重要文化財の集会堂に釘を打ち付けたり、木材を直接当てることが出来ません。
12/25(日)、当社の岐阜では雪が舞う日となりましたが、京都の知恩院では遷座式が執り行われました。
御影堂から集会堂(仮本堂)へ、ご本尊法然上人坐像がお移りになる儀式です。

当社の周りの富有柿が色づきはじめ、秋の深まりを感じるこの頃です。
京都 知恩院さんで、仮大殿(本堂改修に伴う仮の本堂)新築工事を施工しています。
仮大殿とは言うものの、約10年、本堂として使われるもので、一般に言う仮設とは少し感覚が違います。
工期が遅れ工事に携わる者として心穏やかではありませんが、境内は穏やかに時間が流れています。
知恩院では今、夜間ライトアップ公開が行なわれています。
庭園 友禅苑も公開されています。
色づき始めたもみじが水面に映る景色には、心が癒されます。
阿弥陀堂では、東日本大震災で亡くなられた方々の位牌を祀り、参拝の方々が献灯をささげてみえました。
撮影はできませんが、三門の内部も公開されています。
光の中で観る仏像は美しく、神秘的です。
秋の肌寒さ、夜間の静寂さ、境内の空気など、日常と違う気持ちになることができます。
この夜間ライトアップは、11月27日までです。ご覧になられる価値は十分にあると思います。
京都の東山界隈では、多くの寺院が夜間の特別公開を開催しています。
お時間があれば、ゆっくりと寺院を巡ってください。

先日、子どもが卒園した幼稚園から原稿依頼がありました。
その中で「この園を選んだ理由は」との問いに、私は次の3つを挙げました。
「過度の早期教育を望んでいなかったこと」
「縦割りのクラス編成(年長さんから年少さんまで同じクラス)であること」
「園舎や給食が子どもにの体によかったこと」
幼児期の早期教育については、多種多論があるとおもいます。
考え方のひとつとして、私が考える幼児期の教育は、五感による体感であり親やお友達の模倣であると思います。
「子どもの脳は肌にある」という言葉があります。
自然やものに関心を持ち、体を駆使して近づき、触ったり舐めたりすべての五感を使ってそのものを感じ取ることが、脳の発達にとって大きな意味があると思います。
お母さんの姿を見て真似をする「ままごと」、この遊び、模倣こそが学習の第一歩だと思います。その遊びの中で役を演じることで、人への思いやりや我慢することも覚えていくます。
東日本大震災に伴う原子力発電への関心は、日増しに高くなっています。
地域や子どもを持つ親の組織など、多くの団体が原発の廃止を唱えています。
便利になった生活を支えていたのは電力であり、私たちの過剰な電力消費です。電力消費を抑えるために、どこまで我慢できるでしょうか。
正直なところ、私自身、廻りの動向に惑わされることなく貫くことは大変なことですが、将来の子どもたちを想うと行動に移さなければなりません。
豊かな愛情のもとで、自然に戯れ五感を刺激して育った子ども達は、将来自身が親となったとき、悩みながらも子育てを立派に成し遂げてくれると思います。


異常に暑かった6月も終わり、各地のホタル鑑賞は終わりを迎えています。
これから見頃なのが、本巣市根尾大須のホタルです。
ホタルがたくさん見られる表現で「ホタルが乱舞する」と言いますが、大須の場合は「ホタルの山がある」と言った感じです。
地元の方々のお話では、7月9,10日頃が見頃だとか。
こちらでは、駐車場から少々歩きますので、懐中電灯が必要です。是非、お持ちください。
最近はLEDの懐中電灯が明るくて便利ですが、ホタルにとってはやや迷惑なのかもしれません。
ホタルが光を発する目的のひとつは、子孫を残すための求愛行動です。
電灯など光をあてるとホタルは発光を止めてしまいます。
ホタルの鑑賞をする時は、ホタルに向かって光をあてない(自分の足元を照らす)、止まって鑑賞する時は電灯を切るなど、ホタルに気をつかってください。
昔ながらの電球色で、頼りなさそうに灯る懐中電灯が、ホタルたちにとっては一番ありがたいのかもしれません。
是非一度ご覧ください。
但し、本巣市根尾大須までは距離があります。お気をつけください。
道中、鹿を見かけることもよくありますので、ゆっくり安全運転でお願いします。

愛知県一宮市にて寺院の本堂を改修しています。
屋根瓦と小屋組み木材の取替えが当初の改修内容でしたが、柱の傾きや床の不陸が目立ったため、柱根元の束石レベルの調整も施工しています。
ご存知のように寺院の屋根は、軒先や四隅が反り上がっています。
この反りは「桔木(はねぎ)」と呼ばれる部材によって、天秤の作用によって支えられています。この桔木が、経年と共にねばりがなくなったり折れたりすることで、寺院特有の反りが失われていきます。
写真に写る丸太が、この桔木です。一般的に松の木が使用されます。
本堂にこの桔木が20~30本使用されています。
上の写真は化粧隅木の下です。
木屑が載っているステンレスの丸い柱が見えます。改修前は化粧隅木が垂れていたため、このステンレスの柱で支えていました。
今回の工事で、折れていた化粧隅木を取替え、桔木を取替えて反りを復元したところ、ご覧のように300mm以上の空間ができてしまいました。
100年近くの昔、同じような工事が人力で行なわれていたことに、いつも感動します。
そして、その伝統技術を受け継いでいく使命も感じています。

皆さん、「沈黙の春」という本はご存知でしょうか?
50年近く前に、レイチェル・カーソン女史によって書かれたものです。
環境問題や化学物質の危険性について書かれた本です。環境問題のバイブル的書物でもあります。
今でこそ私たちも、食べ物から生活用品に至まで、その成分や原料に対し注視していますが、50年も前に着眼し、次世代の人々を想い、少なからず批判を受けつつも警鐘を鳴らしたことは素晴らしいと思います。
東日本大震災での原発問題を考え、再度読んでみました。
何度読んでも難しい本ではありますが、改めて、自然に対し畏敬の念をいだき、自然と共棲していくことの大切さを感じました。
利便性や快適性のみを追求していくことは、もう止めにしませんか。
簡単なことではないですが、私たちも見直していきます。

「ハチドリのひとしずく」という絵本が大きく取り上げられたことがあります。
南米アンデス地方に古くから伝わるお話です。
===以下、抜粋===
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げていきました
でも クリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
=== === ===
東日本大震災の被災状況を目の当たりにして、多くの方々はこの「ハチドリ」と同じ気持ちだと思います。
原発も大変心配です。しかし、立ち向かい作業する方がいてくれます。
「いま自分たちにできること」を精一杯やりましょう。
回りの動物たちのように、評論家になっても何も解決しないと思います。

未曾有の東日本大震災。
日々伝えられる惨状を知れば知るほど、被災された方々のご苦労を思わずにはいられません。
「チルチンびと地域主義工務店の会」の福島県以北の会員社も、被災されました。
幸い社員や協力業者の方々と連絡が取れ、無事を確認できたようです。
会員社の皆さんはOB顧客に限らず、地域の建物の補修に奔走しています。
しかし報道でもあるように、ガソリンをはじめブルーシートや建材などが圧倒的に不足しています。
そこで一昨日、関西や中部、関東の会員社がそれぞれ資材や生活物資を集め、11tトラック、4tトラック、2tトラック2台で、被災地へ届けることができました。
被災しながらも地域の皆さんを助けている仲間のために、微力ではありますが当社も参加させていただきました。
現地を見ると、想像を絶する現実に、ただ驚愕するばかりです。
あらためて、被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。