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現代の子どもたちは、体力が低下していると言われています。それと共に、密かに問題視されていることは、子どもの体温調節です。
最近の子どもは体温が低くなったと言われています。
正木日体大名誉教授によれば、少し古いですが、1991年の兵庫県のある中学校で、1週間にわたり1日5回、体温の測定を行ないました。
朝起きた時、35℃台の子どもがやや多いものの、学校に行くとほとんどいませんでした。ところが、午後にかけて、37℃を超える子どもが増加しました。下校時には、大半の子どもが37℃を超えていたそうです。一日の体温変動が最も激しかった子どもは、その差が2.4℃もあったそうです。
一般に子どもの体温変化は一日に0.5℃程度だと考えられていました。人間は2歳ころまでは「変温動物」で、3歳ころから「常温動物」に発達するものです。それが、中学生になっても「変温動物」のままであったら、大変なことです。
体温の調節ができないということは、熱中症にかかりやすいなど、健康上大変な問題があります。
人間は暑いとき、汗をかいて熱を外に出します。体温調節ができない子どもは、この機能、いわゆる、汗を出す腺(能動汗腺)が十分に開かないまま、成長していると考えられてます。
その原因は何でしょうか?
ひとつには、幼児のころから冷暖房完備の部屋で生活することで、真夏でも汗をかかないことが考えられます。この汗をかく機能、「能動汗腺」は、3歳までにどれだけ汗をかいたかで決まるとも言われています。
やはり、子どもは子どもらしく、外遊びでたくさんの汗をかくことが何よりも大切のようです。時には一緒になって、汗をかいてはいかがでしょうか?

最近は、自然素材・無垢材ブームです。
多くの建築業者や工務店が、本物の家をアピールしていますが、その材料の流通経路(トレーサビリティ)やMSDS(化学物質安全性データシート)について、追求したりこだわっている工務店は少ないと思います。
住宅の建築に使用される材木は、大きく分けて柱や梁などの構造材と、仕上げの床材、天井材などの造作材に分けられます。
一般的に地域の工務店では、構造材については大方、無垢材を使用しています。
一方、大手住宅メーカーでは柱や梁などに、小さい材を重ね合わせた積層材を使用しています。例えば、12センチ角の柱の場合、3センチ×12センチの材を4本接着加工することで12センチ角の柱ができます。耐力実験では、無垢材よりも強度があるとされています。しかし、雨降りでの建て前など建築中に濡れた積層材の強度は、数値どおりではありません。
構造材で主に使用される材は、柱は桧、梁や桁は米松又は杉です。構造材では主に米松が外材として使われています。
一方、造作材では多くの外材が使われています。
床材(フローリング)では、タモ、カリン、チーク、オーク、パインなどを聞かれたことがあると思います。
壁・天井材では、パイン、米つが、米松、米ヒバ、ラワンなどが使用されます。
これらの外材は、木の性質から床材に適していたり、家具材に適していたり、用途に合わせ適材適所に使用すれば、良い材料だと思います。では、何故当社では進んで使用しないのか。それは、2つの理由に大別されます。
1つは、輸入される際、どれほどの薬剤が使用されているか不明なことです。
海外からの害虫駆除のため、自国において成分不明の薬剤が散布されていますし、船便の船内でも散布されていると言われています。丸太であれば、製材後の製品には影響が少ないと思われますが、フローリング材など輸入製品をそのまま仕上げに使用する材料は、私たちが直接手に触れるものです。
外材の製品は、その多くが中国で加工されています。ですから、フィリピンで伐採された木が、中国で加工製品された場合、それぞれで薬剤が使用されていると考えられます。
もう1つは、海外では不法伐採が今なお横行しているとこです。いわゆる途上国では、その3~4割が不法伐採だとも言われています。無計画な森林破壊であるばかりでなく、商品価値自体を自ら下げる行為です。
不法伐採という言葉から、山賊?のようなグループがゲリラ的に不法侵入して伐採するイメージがありますが、最近多いのは、官製不法伐採だそうです。いわゆる、賄賂の授受があり、官と民が結託した上での不法伐採です。
このような理由から、当社では国産の可能な限り県産の材料を使用しています。これらの国産(県産)材は、産地表示や適法伐採の証明があります。
昭和40年代から合板と呼ばれる建材が流通しました。当時は接着剤に関する規制も少なく、結果として人体に少なからぬ影響を与えました。ある建材商社の方の談話では、「平成の始め頃までは、コンパネ(合板)が積んである倉庫に入ると、目がチカチカしたもんです。今思うと恐ろしいですね。」
今使用されている外材や外国製無垢製品が、合板と同じ道をたどらないと言う保証はありません。


朝晩の寒さが厳しくなってきました。
昨日も今日も空気が澄んでいて、堤防道路や橋の上など、眺めの良いところから御嶽山や名古屋駅のツインタワーが見えました。冬は寒いですが、空気がきれいで気持ちがいいですね。
先日の18日頃、しし座流星群が見られると言うことで話題になりました。
「新月後ということで、月明かりの影響が少なく見やすい」とも言われていました。
新月伐採という言葉を聴かれた事はあるでしょうか?
樹木の生理活動が太陽と月のリズムによって大きく変化すると言われており、冬季の新月期に伐採し、葉枯れ乾燥(伐採し、枝を残したまま半年程度そのままにします)させた木はその後の建築材として使用しても狂いが無く、良いとされています。
最近は人工乾燥機が普及し、その上、工期が少ないため人工乾燥材に頼りがちですが、人工乾燥材に比べ自然乾燥材は、強度も強いと言われています。
当社もできる限り天然乾燥を目指しています。そのお陰?で、広い工場も狭く感じられるほどです。

紅葉の季節になりました。京都では週末になると観光客でいっぱいです。
この時期に、浄土宗総本山の知恩院でお仕事ができることは、ありがたい限りです。
これまで御影堂に対座する納骨堂新築や茶室の白寿庵再建など、ご用達をいただいています。
知恩院と言えば、この山門が有名です。この時期は一般公開が行なわれていました。写真からもお判りのとおり、とても大きな山門です。
観光シーズンにあわせ、京都のお寺ではライトアップや秘蔵の公開などが、行なわれています。知恩院でも山門の公開やライトアップが行なわれます。
今回のお仕事は大変地味な作業で、境内の仮設廊下の撤去作業です。
境内の集会堂の改修に伴う仮設廊下です。仮設廊下と言えども何年も活躍した建物で、良材でしっかりと造られた廊下です。
屋根材の垂木と野地板をとめるために釘が使われていますが、それ以外は仕口や継ぎ手を利用した組み合わせです。
再建できるように番付をつけながら解体しています。
観光客を横目で見ながらの仕事は複雑です。羨ましい限りですが、ありがたく仕事に専念いたします。